心象スケッチ
 
徒然なるままに目に留まった風景を写真と俳句という方法でスケッチしています
 


誰そ彼

黄昏時
遠くの町並みに目を向ける
自分の近くに目を向ける
近くにいる人が見えなくて呼びかける
誰そ彼(たそかれ)と



黄昏の噴水
一人で見つめる
自分の隣を見つめる
そして尋ねる
そこにいるのは誰そ彼
そこにいて欲しいのは誰そ彼と

「黄昏に 隣の寒さが 身に沁みて」
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1月8日(日) | トラックバック(1) | コメント(2) | 街の風景 | 管理

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コメント

街も暮れると

昼間の賑わいとは異なり、また趣のある風景へと変わりますね。黄昏時勉強になりました。

 by 和 | HP | 1月9日(月)

日本の心

誰そ彼時、彼は誰時、さらには逢う魔が時(大禍時:おおまがとき、時間は黄昏とほぼ同じ)など、微妙な変化を表現しています。いにしえの日本人の表現力には感服することが多いです。大切にしたい表現がたくさんありますよ。

 by ブドリ | 1月9日(月)


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